こんにちは。隠岐の島町地域おこし協力隊の大原です。
5月にみんなで田植えをした苗たちがいよいよ収穫の時期を迎えました。
あのときは手のひらほどの小さな苗だったのに、立派な稲穂をつけて黄金色に輝いている姿を見て、思わず感動してしまいました。
日々、田んぼのそばを通るたびに「元気に育っているな」と眺めてはいましたが、こうして無事に稲刈りができるまで育ててくださった事業者さんに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

当日は天気にも恵まれましたが、前日までの雨の影響で田んぼは軽いぬかるみ状態。足を取られそうになりながら慎重に歩くのが大変でした。稲刈りが初めてという協力隊メンバーも多く、最初は不安でしたが、一緒に作業してくださった事業者さんが一つひとつ丁寧に教えてくださり安心して作業することができました。

やはり長年農業に携わっている方の手際は見事で、あっという間に何株も刈り取っている姿には驚くばかり。お話を伺うと、「慣れている人ならこの田んぼを一日で刈り取れる」とのこと。まさに熟練の技です。

当日は時間の関係ですべての稲を刈ることはできませんでしたが、後日、事業者さんが残りを刈り取ってくださいました。
収穫後には協力隊のメンバーそれぞれに新米を分けてくださり、さっそく炊いていただきました。

自分たちで植えて、刈り取ったお米。
その味は、いつも食べているお米とは比べものにならないほど美味しく感じました。
手をかけて育ったお米の一粒一粒に、これまでの時間と人の思いが詰まっているように感じました。

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隠岐の島町役場 地域振興課 定住推進係
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