昔の暮らしに使われていた民具や、過去の町内の様子を記録した古文書が皆様の地域やご自宅にありませんか。
これらは町の歴史を伝える貴重な文化財であり、将来に伝えていく必要があります。しかし、近年これらの多くが空き家の解体や家の改築などで処分され失われています。
??古文書ってどんなもの??
墨で書かれた古い書き物、帳面、書状などの古い文書を「古文書(こもんじょ)」といいます。現在町内には江戸時代から昭和時代に書かれたものを中心に様々な古文書があります。こうした古文書を解読することで、昔の様子を知ることができるため、地域にとって古文書は大変貴重な資料です。
古文書は段ボール箱等で保管されている場合が多くあります。紙の劣化や虫食いなどにより捨てられてしまうことも多いのですが、唯一無二の資料であるため捨てられてしまうと残念ながら取り返しがつきません。どうぞお捨てになる前にご一報くださいますようお願いいたします。
??古い民具ってどんなもの??
昔使用されていた日常の生活用具や農機具といった道具類を一般的に「民具」といいます。実際に使用されていたものであるため、当時の生活の様子を伝えるために貴重な資料となります。特に「ちょっと昔の道具」は捨てられてしまうことが多いため、「なんとなく古そうだな」と思ったものは、お捨てになる前に教育委員会までご一報くださいますようお願いいたします。
※すでに教育委員会で十分量を保管している資料については、受け入れをご遠慮させていただく場合が
あります。
【次のようなものを探しています】
●暮らしに使われていた民具(衣食住、農業、漁業、畜産業、山樵業に関わる道具類)
●古文書(地域や家に残る古い帳面や手紙、神社やお寺で引き継いでいる書類など)
●古い写真や映像・音声
お心当たりがありましたら、ぜひ教育委員会までご連絡ください。
〇お問合せ先
隠岐の島町教育委員会 社会教育課 文化振興係
Tel 08512-2-2126