10月23日(木)、「令和7年度隠岐の島町女性議会(模擬議会)」を開催しました。本町の地域活性化を支える女性活動団体及びグループから選出された14名の女性議員が出席し、内4名の議員が町執行部に対し一般質問を行いました。
質問された4名の議員からの主な提案内容をご紹介します。
1. 3番 石川 昭美 議員
町内経済を支える小規模事業者への支援について、大型店進出や最低賃金アップに対応するための柔軟、かつ迅速な支援策を要望しました 。また、子育て世代の短時間労働に対応するための人員確保の仕組みづくり、若い世代の柔軟な発想を活かすための行政との定期的な対話の場の創設を提案しました。さらに、審議会等への女性委員の登用率が低い現状を指摘し、女性が参画しやすい環境の整備を要望しました 。
2. 2番 東 理華 議員
島外イベントについて、事業者に情報が届いていないことや自己負担に課題があるとし、効果的な情報発信をするよう求めました 。また、島外イベントの情報が、デジタルに不慣れな事業者にも届くよう、関係機関と連携した周知の工夫を要望しました 。
3. 8番 佐藤 久美子 議員
布施地区など高齢化率が高い地域の課題として、保育所や学校の不足、移動の不便さを指摘し、子育て世代への支援策を求めました。また高齢者が孤立しない居場所づくりへの支援を要望しました。
4. 9番 篠原 カズ子 議員
生活道路の安全確保について、愛の橋の架け替え工事の遅れや通学路の危険箇所について、早急な対応を求めました 。また、近年多発する自然災害を踏まえ、高齢者や避難が困難な方々の情報を正確に把握した上で、避難場所や避難方法の見直しの必要性を提起しました。
本町では、この女性議会での熱意ある提言を活かし、引き続き男女共同参画社会の実現を目指してまいります。
